くせ毛を活かしたままブリーチ・ハイトーンはできる?やめた方がいい?

「くせ毛でブリーチって、やっぱりやめた方がいいのかな」
そう思って調べてみると、出てくるのは「してはいけない理由」や「後悔しました」という記事ばかり。
読めば読むほど、やりたい気持ちより不安の方が大きくなっていませんか?
明るくしてみたい気持ちはあるけど、止める理由ばかりが増えていく。
本当に知りたいのは、できるかできないかというより、自分の髪だとどうなるのか?だと僕は思うんですよ。
そこが分からないままだと、やめておこうという方に気持ちが傾きやすいんですよね。
ただ僕はくせ毛だからブリーチはできない、とは思っていないんです。
実際のお客様を例にご紹介させていただきますね。

こんにちは!
大阪の梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。
僕についてもっと詳しく知りたい方はプロフィールをチェック ▼
くせ毛でもブリーチ・ハイトーンはできるのか
くせを活かしたまま明るくすることはできます。
僕は個人的に、くせ毛とハイトーンは相性がいいと思っています。
もともと日本人の髪は色が濃いので、一本一本の輪郭がはっきり出やすくて、広がっているところもそのままくっきり見えやすいですよね。
明るくすると、その濃さが抜けて髪が柔らかく見えます。
輪郭もふんわりするので、広がっている部分が前ほど目立たなくなります。
黒髪のときとは違う柔らかさが出るので、僕はそれをそのまま活かす形で作っています。
ただ、乾かすだけで終わりというわけにはいかなくて、くせ毛はもともと髪の中に水分と油分を保ちにくいんですよね。
そこへブリーチをすると、残っていた分までさらに抜けてしまいます。
なのでスタイリング剤みたいに外から補ってくれるものに、ちゃんと頼る必要があるんですよ。
くせ毛カットをしながら実際にブリーチをしたお客様

以前から担当させてもらっているお客様に、その後ブリーチをされた方がいます。
はじめにご相談いただいたときは、何もしないと爆発してしまって、帽子がないと外に出られない。
そんな状態でした。
髪そのものは細いけれど量は多くて、大きくうねる波状毛と、細かくねじれる捻転毛が混ざっている状態でした。
そのときのカットについては、下の記事に詳しく書いています。
そのお客様が、くせを伸ばさないままブリーチをされたのが今回です。
くせを活かしながらハイトーンにしてみました♪
ご希望の仕上がりがホワイトに近い色味だったので、合計で2回はブリーチしてますが、めちゃくちゃいい感じじゃないですか!?
希望の色味や髪質によってブリーチの回数は変わるので、その辺りは要相談ではありますし当然デメリットもあるけど、くせ毛とブリーチカラーって実は相性が良かったりします♪
ちなみに今回の使用したスタイリング剤は↓
なぜ「くせ毛にブリーチはダメ」と言われるのか
くせ毛にブリーチをすると、質感が荒く見えやすいんですよね。
まっすぐな髪は毛が同じ方向に並ぶので、光が一直線に反射してツヤが出ます。
くせ毛は一本ずつ違う方向を向いているので、同じ光でも散らばります。
ここは髪の良し悪しというより、光の反射の違いなんですよね。
そこへブリーチで色が抜けると、髪の中にある赤みやオレンジみが出てきます。
明るくなるほどその色みが表に出て、乾いた質感に見えやすくなります。
もともと乾燥しやすい髪に、色が抜けた状態が重なって、実際のダメージ以上にパサついて見えやすい状態になります。
ここで分けて考えてほしいのが、傷んで見えることと、実際に傷んでいることは同じではないんですよ。
見た目の印象の方が先に立つので、「くせ毛にブリーチはやめた方がいい」という話になりやすいのかなと思います。
髪に負担がかかるのは事実ですし、想像していた仕上がりとずれてしまうと、伸びるまでに時間がかかります。
ただ、できないから止められているのか、傷んで見えやすいから止められているのか。
ここは分けて考えると、スタイルにも幅が出るんじゃないかなって思います。
くせ毛だとブリーチで失敗しやすい?
正直に言うと、ブリーチでの失敗はあります。
切れ毛が出てしまった。思っていたより傷んでしまった。
そういうことは実際に起こります。
ただ、それはくせ毛だから起きているわけではないんですよね。
まっすぐな髪の方でも同じように起こりますし、ブリーチというメニューそのものが持っているリスクです。
失敗という言葉を見ると、くせ毛のせいなんだと結びつけてしまいやすいですよね。
でも、そこはくせ毛の問題としてではなく、ブリーチの話として見てもらえたらと思います。
くせ毛だから失敗する、できないにはならないですよ。
そのうえで、リスクがあるのは事実ですが、それでも明るくして楽しむという方法もあります。
どちらを選ぶかは、明るくしたい気持ちと、負担をどこまで受け入れられるかで変わってきます。
僕の場合は、先にリスクをお伝えしたうえで、できる限り傷まないようにさせてもらう、という進め方をしています。
やめておいた方がいいですよ、だけで終わらせたくないんです。
やってみたいという気持ちがあるなら、どこまで負担を減らせるかを一緒に考えて、協力させてもらう。
そんな想いでさせていただいています。
くせ毛でブリーチするときに先に知っておいてほしいこと
髪が細い方は、切れ毛が出やすくなります
髪が細いほど、一本あたりが受け止められる負担は少なくなります。
ブリーチは髪の中の色を抜く施術なので、細い髪ほど影響が出やすく、切れ毛やごわつきにつながることがあります。
細くて量が多い方は、量があるぶん見た目には強そうに見えるのですが、一本ずつは繊細だったりします。
なのでいきなり全体を明るくするのか、回数を分けて進めるのか。
ここは今の髪を見ながら相談してもらえると安心です。
本来のくせより少し緩くなることがあります
初めてご来店いただいた時と比較したらわかりやすいんですが、ブリーチをするともともとのくせより動きが緩く出ることがあります。
一般的には、ダメージによってくせが伸びたように見える、という説明のされ方が多いです。
くせを活かしたくてブリーチをするのに、そのくせの出方が変わる。
ちょっと不思議な話ですよね。
カールをしっかり出したい方にとっては、思っていた動きと変わることがありますが、逆に広がりを少し落ち着かせたい方にとっては、扱いやすくなる方向に出ることもあります。
よくある質問
ブリーチをすると、くせ毛はパサついて見えますか?
くせ毛は一本ずつ向きが違うので光が散らばりやすく、色が抜けるとそのぶん乾いた質感に見えやすくなります。
ただ、傷んで見えることと、実際に傷んでいることは同じではないんですよね。
ブリーチをすると、くせは強くなりますか?弱くなりますか?
もともとのくせより、動きが緩く出ることがあります。一般的には、ダメージによってくせが伸びたように見える、という説明のされ方が多いです。
カールをしっかり出したい方には思っていた動きと変わることがありますし、広がりを落ち着かせたい方には扱いやすくなることもあります。
くせ毛だとブリーチで失敗しやすいですか?
くせ毛だから失敗する、にはならないです。
切れ毛が出てしまったり、思っていたより傷んでしまうことはあります。ただ、それはまっすぐな髪の方でも起こることで、ブリーチというメニューそのもののリスクです。
縮毛矯正をしていてもブリーチできますか?
今かかっている髪へのブリーチは、僕は正直おすすめしていません。
負担が続けて大きくなって、切れてしまう心配の方が先に立つからです。
縮毛矯正を卒業した先であれば、くせを活かしながら明るくするという選択肢が出てきます。
ただ、卒業には1年半から2年くらいかかります。明るくしたいから今日でやめます、という進め方はおすすめしていません。
ブリーチした後のメンテナンスは何が必要ですか?
根元は伸びてきますし、色も少しずつ抜けていきます。
明るさを保ちたいなら、その都度どうするかを決めていく形になります。
どのくらいの周期で美容室に通えるのか、朝と夜のケアにどれくらい時間を使えるのかも、先に見ておきたいところです。
オイルだけで終わらせずに、ムースやジェルのように形を支えてくれるものまで重ねた方が扱いやすくなります。
くせ毛でも、明るいカラーは楽しめます

今回はブリーチでのハイトーンという、かなり極端な例です。
ただ、ここまでできるのであれば、その手前にある明るさはもっと選びやすくなります。
くせ毛だから暗いままにしておく。
そう決めてしまう前に、選べる幅がどれくらいあるのかだけでも知ってもらえたらと思っています。
もちろん向き不向きはあります。
髪の細さ。
これまでの履歴。
通える周期。
朝に使える時間。
このあたりでご提案は変わりますが、選択肢の1つとしてありかなって思います。
くせ毛のままで明るくしてみたい方も、縮毛矯正をやめるかどうかから迷っている方も、気になったタイミングで聞いてもらえたら嬉しいです♪

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