くせ毛は重め・軽めどっちがいい?軽くしたら広がった理由も専門美容師が解説

「くせ毛って重めにした方がいいですか?」
普段くせ毛のお客様を多く担当させていただいているので、カウンセリングでよく聞かれます。
軽くしたら広がった経験がある人は、重めにすれば解決すると思っている人が多いし、逆に重めにしたのにモサっとしてしまった人は、少し軽くしたらどうなるんだろうと迷っている。
どちらの悩みも、「重め・軽め」という言葉で解決出来そうではあるんですが、結論から言うとくせ毛のカットは重め・軽めの問題ではありません。
どこに重さを残すか、どこを削るかの方がよっぽど重要で。
この記事では、軽くして広がった経験がある方と、すくのが怖くて踏み出せない方に向けて、くせ毛専門美容師の僕が実際に毛量調整のときに意識していることをお伝えさせていただきます。

こんにちは!
大阪の梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。
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軽くしたのに広がる理由
くせ毛を軽くして、次の日から広がり始めた経験がある方は多いと思います。
あれは量を減らしたから広がったのではなく、減らした場所が問題で。
くせ毛は均一ではなくて、1本1本がいろんな方向に動いていることが多いので、軽くすると空間が出来て毛先がうねりのまま暴れやすくなります。
「すいてもらったら逆に広がった」という経験の多くは、このパターンです。
「量を減らした」のに「重く見える」矛盾の理由
軽くしたはずなのに、なんとなく重たく見える。
そういう状態になったことはないでしょうか?
毛先のボリュームが抜けると、シルエットが三角形に近くなります。
上が締まって下が広がる形です。
視覚的には重く見えるのに、まとまりはない。
量を減らしたことで、見た目の重さだけが残ってしまう状態です。
軽くしたつもりが、重く見えてまとまらない。
これがくせ毛の毛量調整でよく起きるパターンです。
くせ毛に「残す場所」と「削る場所」がある

くせ毛のカットで大事なのは、量の総量よりも位置です。
どこを削るかではなく、どこを残すか。
この順番で考えると、結果が変わります。
根元のボリュームは残し方で変わる
くせ毛に限らずなんですが、結局根元のボリュームがなくペタンコになると、横に広がってシルエット的が崩れてしまいます。
なので削る部分を間違えると、根元が立ち上がらなくなったり、毛流れがバラバラになったりします。
「重めにした方がいいですか?」という質問への答えとして言うなら、重すぎてもボリュームは出ないし、軽すぎても欲しくない部分にボリュームが出てしまうので、バランスが全てということになります。
削っていい場所、残すべき場所の違い
毛流れが自然にまとまっている箇所は、少し軽くしてもシルエットが崩れにくいですが、逆にうねりが強い部分や生えグセで外に張り出しやすい部分は削ると広がりの原因になります。
どこがどちらにあたるかは、髪質やうねりのパターンによって変わります。
「くせ毛はすかない方がいい」と一律に言われることがありますが、それが正確ではないのはここが理由です。
残す場所を決めてから削る、という順番が大切なんですよね。
くせ毛で「重め」にしてもモサっとするパターン
軽くして広がった経験から、次は重めにしてもらった。
でもモサっとして、なんかスッキリしない。
そういう声も少なくありません。
重めにすれば解決するわけでもない、というのがくせ毛の難しいところです。
うねりの流れを読まないと重さは逆効果になる
くせ毛は1本1本がうねりの方向に沿って落ちようとしています。
その流れを無視して全体的に重さを残すと、うねりが内側に詰まったような状態になります。
ボリュームがあるのにまとまらない、重いのに動きが出ない。
モサっとした印象はここから来ることが多いです。
重さは残せばいいのではなく、うねりが自然に流れる方向に沿って空間を作る必要があります。
くせ毛で重めにして失敗する人とうまくいく人の違い
うまくいく場合は、うねりの流れと重さの残し方が一致していて、髪が自然に落ちようとしている方向に、ちょうどいい量が残っている状態です。
失敗する場合は、重さを残す位置がうねりに逆らっています。
毛量は十分あるのに、シルエットが崩れる。
結果として、「重めにしても軽めにしてもうまくいかない」という経験が積み重なります。
重め・軽めの問題ではなく、うねりの流れを読んだ上で位置を決められているかどうかが大切なんですよ。
実際のカウンセリングで確認していること
まず髪を濡らす前に、乾いた状態でうねりの方向と生えグセを確認します。
どこから張り出しているか、毛流れがどの方向に向いているか。
これを見ないと、残す場所も削る場所も決まりません。
次に聞くのは、前回のカットでどうなったかを聞くことが多いですね。
軽くして広がったのか、重めにしてモサっとしたのか。
その経験が、今の髪の状態を説明してくれることが多いので、そこから今気になっているところの原因を探っていくイメージですね。
「重め・軽め」という言葉は、仕上がりのイメージを伝える言葉としては使えますが、カットの判断基準にはなりません。
僕が判断に使うのは、うねりの向き、生えグセの強さ、毛先の状態、そして前回どうなったか。
その4つです。
くせ毛の毛量調整は、量を増やすか減らすかではなく、どこを残してどこを削るかというのが大切なので、その位置が合っていれば重めでも軽めでも自分のくせ毛がまとまる状態になります。
まとめ

自分のくせ毛にどう対応すればいいか、判断がつかない場合はLINEで相談してください。
髪の状態や過去のカット経験をもとに、重さをどこに残すべきかをお伝えします。
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