50代・60代のくせ毛でも縮毛矯正してもショートはできる?ペタンとしない丸みレイヤーショート

「縮毛矯正してたらぺたんとしてしまって、丸みのあるショートには出来ないですよね?」
50代・60代のお客様から、こう聞かれることがあります。
短くしてみたい気持ちはあるけど、縮毛矯正をかけて真っすぐになりすぎたり、トップがペタンとしてしまったりするのは嫌。
かといって、くせを残したまま短くして、今より広がってしまうのも不安ですよね。
今回のお客様は3年くらい通っていただいてるお客様のお母さまでして、希望されていたのは毛先に動きのある軽いレイヤーショートでした。
これまでも美容室には通い、縮毛矯正に近い施術を受けたこともあったそうです。
ただ希望していたような雰囲気にはならず、髪も思っていたほどサラサラにはならなかったとのこと。
それを見ていた娘さんが半分強制的(笑)に連れてきていただきました。
ありがとうございます♪
そこで今回はくせ毛を活かすのか?
それとも縮毛矯正をするのか?
どちらが今のご希望に合うのかを、カウンセリングで一緒に考えるところから始めました。

こんにちは!
大阪の梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。
僕についてもっと詳しく知りたい方はプロフィールをチェック ▼
50代・60代のくせ毛でも縮毛矯正ショートにはできます
結論からお伝えすると、くせ毛で縮毛矯正をしていてもショートにはできます。
ただし、長い髪と同じように、根元から毛先まで均一に真っすぐにすればいいわけではありません。
ショートは髪が短いぶん、根元の立ち上がりや毛先の動きが、そのままシルエットに影響します。
縮毛矯正が強くかかりすぎると、トップがペタンとしたり、毛先が頭に張りついたように見えたりすることがあるんですよね。
お客様が心配されていたのも、まさにそこでした。
「サラサラにはなりたいけれど、ボリュームまでなくしたくない」
縮毛矯正ショートでは、この両方をどう残すかが大切になります。
くせを活かすか、縮毛矯正をするか
僕はくせ毛を活かすカットも縮毛矯正もしています。
だからこそ、どちらか一方が正解だとは考えていません。
今回も縮毛矯正をせずに、もともとの動きを活かしてショートにする選択肢はありました。
くせを活かせば、ふんわりした動きやボリュームを残しやすくなります。
一方でツヤをきれいに見せるには、乾かし方を少し工夫したり、クリームやジェルなどのスタイリング剤を使ったりする必要があります。
その点もお伝えしたうえで、今回のお客様が優先されたのは、くせの動きよりもツヤとサラサラ感でした。
朝のスタイリングに手をかけなくても、髪の表面をきれいに見せたい。
そのご希望に合わせて、今回は縮毛矯正をすることになりました。
50代・60代だから縮毛矯正をやめなければいけないわけではないですし、反対にくせ毛だから必ず活かさなければいけないわけでもないんですよね。
メリットと気をつけたい点を知ったうえで、自分がなりたい髪を選べばいいと僕は思っています。
段々くせ毛が強くなってきた…と感じている方に向けた対処法もこちらの記事で詳しくお話ししているので、合わせてご覧ください↓
【40代50代】強いくせ毛・うねりでも扱いやすいショート・ボブとは?広がる失敗を避ける方法
最近増えてきたジリジリ、ゴワゴワした髪の正体はエイジング毛
今回のお客様は大きくうねるくせだけではなく、一本一本がねじれたような髪も混ざっていました。
これは捻転毛と呼ばれるくせの一つです。
もともとの髪質として見られることもありますが、年齢とともに髪質が変化し、以前よりジリジリした髪やゴワつく髪が気になるようになる方もいます。
白髪は年齢による髪の変化として分かりやすいものですが、こうした手触りやツヤの変化も、30代以降のお客様からよく伺うお悩みです。
大きくうねっているわけではないのに、なぜか表面がきれいに見えない。
トリートメントをしても、しばらくするとまたパサついて見える。
その場合、単純に髪が乾燥しているだけではなく、一本一本のねじれによって光がそろって反射しにくくなっていることがあります。
髪のツヤは若々しく見えるためにも大きなポイントです。
年齢を隠すというより、髪にツヤがあるだけで、疲れた印象やパサついた印象が出にくくなるんですよね。
今回は縮毛矯正で表面のねじれを整え、光がきれいに反射しやすい状態を目指しました。
ペタンとさせないために表面を中心に縮毛矯正
今回、縮毛矯正をかけたのは髪全体ではありません。
ツヤに大きく影響する表面を中心に施術し、内側や下の部分には、あえて縮毛矯正をしない場所を残しました。
理由は二つあります。
1つ目は、くせがそれほど気にならず、縮毛矯正をする必要がない部分まで負担をかけないためです。
ショートは根元が伸びたときの変化が分かりやすいため、必要以上に広い範囲へ縮毛矯正をすると、気になる時期も早くなります。
2つ目は、ショートらしい丸みとメリハリを残すためです。
内側まで真っすぐにしすぎると、全体がペタンとして、せっかくレイヤーを入れても軽さが見えにくくなる場合があります。
今回は、ツヤが欲しいところには縮毛矯正をかけ、ボリュームや丸みとして活かせるところは残しました。
さらに、アイロンもすべて同じように入れるのではなく、根元をつぶしたくない場所、自然に丸みをつけたい場所を見ながら細かく変えています。
縮毛矯正でくせを取ることだけを考えるのではなく、最後にどんなショートに見せたいかを考えながら施術することが大切です。
毛先に軽さのあるレイヤーショートへ
仕上がりは、表面にツヤがありながら、毛先には軽い動きが残るレイヤーショートになりました。
縮毛矯正をしたからといって、必ず真っすぐすぎるショートになるわけではありません。
必要な部分のねじれやゴワつきを整え、残せる動きは残すことで、サラサラ感とショートらしい軽さは両立できます。
何より、お客様が最初に心配されていた、トップがペタンと張りつくような印象も抑えられました。
これまでショートにしても希望していた雰囲気にならなかったのは、くせ毛だからでも、年齢のせいでもありません。
今の髪の状態と、なりたい仕上がりに対して、カットと縮毛矯正のやり方が合っていなかった可能性があります。
50代・60代で縮毛矯正ショートを考えている方へ
「年齢とともに髪がジリジリしてきた」
「ショートにしたいけれど、縮毛矯正でペタンとなるのが怖い」
「軽いレイヤーショートにしたいのに、いつも重たい髪型になる」
「毎朝アイロンをしなくても、ツヤのある髪で過ごしたい」
このようなお悩みがある方は、縮毛矯正をやめるか、ショートを諦めるかの二択で考えなくても大丈夫です。
髪全体に縮毛矯正が必要とは限りませんし、くせを残した方がきれいに見える場合もありますし、逆に表面のねじれを整えるだけで今までより髪が扱いやすく、ツヤもきれいに見えることがあります。
僕はくせを活かす場合と縮毛矯正をする場合、それぞれのメリットと気をつけたい点をお伝えしたうえで、その方がなりたい姿に合う方法をご提案しています。
50代・60代だからと、年齢を理由にサラサラな髪や軽いショートを諦める必要はありません。
縮毛矯正をしても思っていたようなショートにならなかった方や、ペタンとさせずにツヤのあるレイヤーショートにしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
50代・60代女性のお悩み解決記事はこちら
【50代60代のくせ毛はボブで若く見える?】捻転毛によるパサつきを抑えたショートボブ実例
【40代50代の強いくせ毛を活かす髪型】年齢とともに髪がうねるのはなぜ?













