【くせ毛タイプ別】波状毛・捻転毛・縮毛それぞれに合うスタイリング剤の選び方

「くせ毛に合うって書いてあったのに、なんか違った」
スタイリング剤を買うとき、これを繰り返している方、結構多いんじゃないかと思います。
口コミを読んでくせ毛向けって書いてある剤を買って、使ってみたら思ってた感じと違って。
また別のを探して、また試して。
気づいたら引き出しの中に使いきれなかった剤がいくつか……みたいな。
ただこれって剤を選ぶ目が悪いわけじゃなくて、「くせ毛向け」という括りが少し大きすぎるんですよね。
波状毛・捻転毛・縮毛、それぞれ髪の動き方も質感の出方も違うので、合いやすい方向性がそもそも違ってくるので、今日はその考え方についてお話しさせていただきます。

こんにちは!
大阪の西梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。
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くせ毛スタイリングは「正解を当てる」より「役割で考える」方がうまくいく

スタイリング剤って、髪のすべてを変えてくれるものじゃないんですよね。
よくあるのが、「まとまらないからスタイリング剤を変えてみた」というパターン。
スタイリング剤を変えても、なんとなく変わらない。
また別のを試す。
でも根本的には変わらない……という感じ。
これ剤が悪いんじゃなくて、役割の話がずれてることが多いんです。
僕がくせ毛をカットするときに意識しているのは
収まりはカットで作って
動きはくせ毛が作り
スタイリング剤は質感を整えるためのもの。
スタイリング剤にできることって、艶を出す、束感を作る、うねりの見え方を整える、そのくらいのことなんです。
「広がりをゼロにする」「うねりをなくす」は剤の仕事じゃないんですよね。
この前提が頭に入ると、選び方が変わってきます。
「何でもいいからまとまってほしい」じゃなくて、「どんな質感に整えたいか」で選ぶようにする。
そのほうが結果的に「なんか違う」が減るんですよね。
あと同じ波状毛でも、好みの雰囲気や長さ・毛量で合う剤は変わります。
「このタイプにはこれ」と一言では言えない部分があるのも正直なところなので、今日は商品を当てる話より先に、タイプごとの考え方を整理していきます。
まず土台として使いやすいのがゼロワンオイル

タイプ別の話に入る前に、ひとつ共通して使いやすい剤の話をしておきます。
くせ毛のスタイリングでオイルをベースに使う理由は、質感の底上げができるからです。
くせ毛って、乾燥して見えやすかったり、表面がざらついて見えたりしやすいので、そこに艶と滑らかさを足しておくと、その後につける剤の見え方が変わってきます。
ただ、オイルといっても重たいものをベースに使うと、髪がペタっとしたり、動きが出にくくなったりする。
だからくせ毛のベースには、軽くて浸透しやすいホホバオイル系が合いやすいんです。
ホホバオイルは皮脂に近い成分構造で、髪の表面をコーティングしすぎずに質感を整えられる。
重さで抑えるんじゃなくて、質感を整えるイメージです。
そのホホバオイルをベースにしているのがゼロワンオイルで、使い心地が軽い割に艶感がちゃんと出る。
使い方は「これ1本で完成させる」というより、ここに必要な剤を足していく感じです。
動きをもう少し出したいならフォームやジェルを足す、まとまりが欲しいならバームを足す。
ベースを整えた上で調整する、という流れで使うとハマりやすい。
波状毛・捻転毛・縮毛、どのタイプにも合わせやすいので、まずここを起点に考えてみてください。
波状毛は「動きを残しながら整える」方向が合いやすい

波状毛は、うねりが「動き」として見えやすいタイプです。
だからスタイリングで全部抑え込もうとすると、なんかのっぺりした仕上がりになりやすい。
動きを消そうとして、髪の一番いいところを潰してしまっている、という感じ。
合いやすいのは、整えながら活かす方向です。
ゼロワンオイルで質感の土台を作ったうえで、どんな雰囲気にしたいかで足す剤を変えていく。
やわらかく動きを出したいときはフォームが合いやすい。
泡状で軽くつけられるので、波状毛のふわっとした動きをそのまま活かしやすい。
重たくなりすぎないのがポイントです。
まとまりや束感を足したいときはバームの方向。

ヘアバームvoiは程よい束感が出て、動きを残しながらまとめやすい。
がっちり固めたいわけじゃないけど、もう少し輪郭を整えたい、というときに使いやすいです。
うねりをそのまま活かして形として見せたいときはジェルも選択肢に入ります。
濡れ感を出しながらうねりの輪郭をはっきりさせたいときに合う。
どれが正解というより、その日の雰囲気や仕上げたいイメージで選んでみてください。
捻転毛は「形」より先に「質感」を整える

捻転毛は、髪が螺旋状によじれているタイプです。
このタイプで多いのが、乾いたときに表面がざらついて見える、パサっとして見える、という感じ。
うねりの形というより、質感の荒さが先に目に入りやすい。
だからセット力のある剤をそのままつけても、ゴワついて見えやすい。
形を作ろうとする前に、まず見た目の質感を整えることが先です。

ゼロワンオイルで艶と滑らかさの土台を作ってから、その上に何を足すかで仕上がりが変わってきます。
軽く整えたいときはムースやフォームの方向。
スタイリングパフは泡質が柔らかくて、捻転毛のざらつきを抑えながら軽さを残せる。
重たくしたくないけど、素のままより整えたい、という
ときに合いやすいです。
まとまりや柔らかさをもう少し足したいときはクリーム系。
カーリーミークリームは質感を整えながらまとまりを作れるので、捻転毛の荒れた見え方を落ち着かせやすい。
うねりの輪郭や動きをしっかり見せたいときはジェルも使えます。
ただ捻転毛の場合は、ジェルを使う前にオイルやクリームで質感を整えておく方が馴染みやすい。
質感づくりを先にする、というのが捻転毛のスタイリングでいちばん意識したいところです。
縮毛は「重さ」ではなく「収まり方」で考える
縮毛は、ボリュームが出やすくて広がりやすい。
だから「とにかく抑えたい」という方向になりやすいんですよね。
ただ重いものをつければ収まるかというと、そう単純でもなくて。
重たい剤でべったりつけると、根元がつぶれて毛先だけ残る、みたいな仕上がりになりやすくて。
抑えたいのに、なんかバランスが悪い、という感じ。
大事なのは、つぶすことより収まり方を整えること。
ゼロワンオイルで質感の土台を作った上で、輪郭を落ち着かせる方向で考えていきます。
まとまりをつくりたいときはクリーム系が合いやすくて、カーリーミークリームは重すぎず、髪全体にまとまりを出しながら収めやすい。
ベタっとしないので、縮毛特有のボリュームを自然に落ち着かせやすいです。
輪郭を整えながらしっかり収めたいときはジェルがオススメ。
濡れ感を出しながら形をキープできるので、広がりを抑えつつ輪郭をすっきり見せたいときに使いやすい。
縮毛は「どう抑えるか」より「どう収まって見えるか」で考えると、選び方が変わってきます。
自分のくせ毛タイプが曖昧な人へ
波状毛・捻転毛・縮毛と書いてきましたが、実際は「どれかひとつ」じゃない人も多いです。
トップは波状毛っぽいけど、サイドは捻転毛っぽい、とか。
部分によってうねり方が違う、というのはよくある話で、それ自体はおかしいことじゃないです。
判断するときは、乾いた状態で見るのがわかりやすいです。
乾いたときに波打つように動くなら波状毛寄り、ざらつきやパサつきが目立つなら捻転毛寄り、ボリュームが出て広がるなら縮毛寄り、という感じで見ていくと分かりやすかなと。
はっきりわからない場合は、先にくせ毛の見分け方の記事をタイプ別に特徴を少し詳しく整理しているので、自分の髪がどれに近いか判断しやすくなると思います。
くせ毛の種類とは?波状毛・捻転毛・縮毛などの見分け方を美容師が解説
まとめ
くせ毛のスタイリングは、合う剤を当てるゲームじゃないんですよね。
収まりはカットで作る、動きはくせ毛が作る、質感を整えるのがスタイリング剤の仕事。
この役割の分け方が頭に入っていると、迷い方が変わってきます。
ゼロワンオイルで土台を作って、その上に必要な質感を足していく。
この流れが基本です。
タイプごとの方向性をざっくりまとめると、波状毛は動きを活かしながら整える。
捻転毛は質感づくりを先にする。縮毛は重さより収まり方で考える。
ただ、ここに書いたのはあくまで「合いやすい方向性」であって、最終的には好みや雰囲気で調整していいです。
同じ波状毛でも、ふわっと仕上げたい
日もあれば、束感を出したい日もある。
その日の気分で足す剤を変えてみてください♪
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くせ毛専門美容師の安田祐貴(ゆうちゃん)ってどんな人?
脱縮毛矯正に限らず、髪の悩みには人それぞれ背景があります。
だからこそ、「どんな考え方の美容師に任せるか」
も大切だと感じています。
僕自身が、どんな思いでこの仕事をしているのは、
こちらにまとめています。
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