梅雨や夏前になると、くせ毛のお客様からちらほら聞こえてくる言葉があります。

「そろそろ湿気が気になってきた」
「去年の梅雨、結局うまくいかなかった」

まだ本格的に湿気が強くなる前のこの時期に、対策を見直しておくと夏までずいぶん違うんですが、湿気対策って「やることを増やせば崩れにくくなる」とは限らなくて。

順番や組み合わせが合っていないと、同じことをやっていても結果が変わってくるんですよね。

この記事では、梅雨・夏に向けてやっておきたいこととやらない方がいいことを、くせ毛専門美容師の経験をもとに書いていきます。

 

こんにちは!

大阪の梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。

 

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【大阪のくせ毛専門美容師・安田祐貴(ゆうちゃん)】くせ毛の悩みを解決する美容師はじめまして! 大阪市内でくせ毛のお客様を専門に美容師をしている安田祐貴(ゆうちゃん)です。 これまで10年以上、日々くせ毛のお...

梅雨・夏はなぜくせ毛が扱いにくくなるのか

くせ毛が湿気に弱い理由、なんとなく「そういうものだから」で済ませてる方が多いんですが、もう少し知っておくと対策の選び方が変わってきます。

湿気で水分バランスが崩れやすい

くせ毛は髪の断面が均一じゃないことが多くて、水分や油分をムラなく保つのが苦手な構造をしています。

だから空気中の湿気を吸いやすい。

吸ってしまうと、朝整えたときの形が崩れて、うねりや広がりが出やすくなります。

ストレートの髪と比べると、この水分の出入りに対して敏感に反応しやすいんですよね。

梅雨や夏に扱いにくくなるのは、髪が弱いわけじゃなくて、湿気が多い環境に対してくせ毛の構造がそもそも反応しやすいというだけの話です。

くせ毛さんがやった方がいい湿気対策

全体の縮毛矯正でベースを整える

縮毛矯正は、湿気の影響を受けにくい土台をつくる施術です。

毎朝のスタイリングをゼロにするものではないんですが、湿気で大きく崩れるという状況はかなり変わります。

梅雨前にかけておくと、夏が終わるくらいまで安定しやすいのでこの時期に検討される方は多いです。

顔まわりだけ整えるという選び方

全体に縮毛矯正をかけることに抵抗がある方や、くせを活かしたい方には、顔まわりだけという選択肢もあります。

前髪やフェイスライン周辺だけを整えると、全体の印象がずいぶん変わります。

全部やらなくていい、というのは本当で。

気になる部分だけ対処するという考え方でも十分なことが多いです。

縮毛矯正もケアも、どちらが正解ということはなくて、その人の生活や髪の状態に合った選び方があります。

ヘアオイルで整える

乾かす前に、まずオイルを使って油分の層をつくります。

くせ毛は乾燥しやすいので、何もつけずに乾かすと水分が飛びすぎて、その後に湿気を吸いやすい状態になってしまいます。

オイルを先に入れておくことで、乾燥を防ぎながら湿気の影響も受けにくくなります。

保湿をもう少し足したい場合は、オイルにクリームを重ねるとさらに安定しやすいです。

ジェルなどのスタイリング剤を付ける

オイルやクリームで保湿しても、それだけだと湿気に対して少し弱いです。

最後にジェルを薄く使って、整えた形を固定しておくと崩れにくくなります。

ジェルというとバリッと固まるイメージを持つ方もいるんですが、量を調整すれば自然な仕上がりのまま使えます。

ジェルが苦手な方はムースでも代用できます。

オイルで保湿、クリームで補い、ジェルで固定。

この流れを一つの順番として持っておくと、梅雨・夏のスタイリングがだいぶ安定してきます。

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ヘアアレンジで湿気をやり過ごす

湿気が強い日は、整えて出かけても途中で崩れることがあります。

そういう日は「崩れないようにする」より「崩れても成立する形にしておく」という発想の方がラクだったりします。

まとめ髪やハーフアップは、くせや広がりが出てきてもそのまま馴染みやすいので、梅雨・夏の選択肢として持っておくといいです。

スタイリングで整えることと、アレンジで乗り切ることを使い分けるイメージです。

ヘアケア剤を見直す

今使っているものが自分の髪質に合っているかどうか、この時期に一度確認してみてもいいかもしれません。

保湿力が足りないものを使い続けていると、梅雨・夏になるたびに同じところで崩れます。

逆に重すぎるものだと、ベタつきや根元のつぶれにつながることもあります。

湿気が多い季節は、保湿はしっかりしながら仕上がりは重くなりすぎないものが合いやすいです。

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やらない方がいい湿気対策(崩れやすくなる原因)

対策をちゃんとやっているのに崩れる、という場合、やっていることそのものより「これ」が原因になっていることがわりとあります。

ストレートパーマをする

湿気対策として前髪にストレートパーマをかける方がいるんですが、ストレートパーマはパーマ落としなので縮毛矯正ほどの効果はなく、湿気に対してそこまで強くないです。

縮毛矯正と混同されやすいんですが、構造が違うので、湿気が多い日に前髪が戻りやすいという声はわりとよく聞きます。

前髪を湿気に左右されにくくしたいなら、縮毛矯正の方が向いています。

ストレートパーマ自体が悪いわけではなくて、目的と手段がズレると思ったような結果になりにくい、という話です。

オイルだけで終わらせてしまう

オイルは保湿には効果的なんですが、それ単体では形を固定する力がありません。

湿気が多い時期にオイルだけで仕上げると、保湿はできていても湿気を受けたときに崩れやすい状態のままになります。

オイルはあくまで土台づくりで、最後に固定するものと組み合わせて使うのが基本です。

軽くしすぎて広がりやすくなる

カットで軽くしすぎている場合も同じことが起きます。

すかれすぎた髪は、湿気を吸ったときに広がりやすくなります。

軽さと固定のバランスを取ることが大事で、どちらかに偏りすぎると崩れやすくなります。

前髪をつくる

湿気や汗の影響を受けやすい場所として、前髪は特に出やすいです。

髪が短いほどくせが表れやすく、汗をかくと貼りついたり、うねうねしやすくなる。

前髪はその影響が一番目に見えやすいところでもあります。

梅雨・夏の時期に前髪をつくると、毎朝整えても昼には崩れている、という状態になりやすいです。

この時期は前髪をつくらずに流したり、まとめてしまう方が結果的にラクだったりします。

何もしないで外出

湿気が強い日は「どうせ崩れるから」と何もせずに出かけてしまうことがあると思います。

ただ、何もつけていない状態だと湿気をそのまま吸いやすくなるので、崩れるスピードが早くなります。

完璧に整えなくてもいいんですが、オイルを薄くつけて乾かすだけでも湿気の影響の受け方が変わります。

諦めて何もしない、よりも最低限の土台だけつくっておく方が、夕方の状態がだいぶ違います。

湿気対策は「頑張るか」「やり方を変えるか」

湿気対策をずっと頑張ってきたけど、毎年同じところで詰まる。

そういう方は一度、方向性を見直してみてもいいかもしれません。

ケアで整えるというのは、毎日の積み重ねで少しずつ安定していくものです。

スタイリングの順番を整えたり、使うものを見直したりすることで去年より扱いやすくなることはあります。

一方でベースを変えるというのは、縮毛矯正などで湿気の影響を受けにくい状態をつくること。

毎朝の負担を減らしたい、という方にはこちらの方が合っていることもあります。

どちらが正解ということはなくて、生活スタイルや髪の状態、今どういう髪でいたいかによって変わります。

大事なのはどちらかを選べる状態を持っておくことだと思っています。

「くせ毛だからこれしかない」ではなくて、自分に合う方を選んでいける。

そういう状態をつくることが、湿気対策の本質に近いんじゃないかなって思います。

気になることがあれば、LINEでも気軽に相談してください。

 

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よくある質問

Q. 縮毛矯正と髪質改善、湿気対策としてはどちらが向いていますか?

湿気に左右されにくい土台をつくるという意味では縮毛矯正の方が向いています。

髪質改善はツヤやまとまりを出すことは得意ですが、くせやうねりを抑える力は縮毛矯正ほど強くないです。

目的によって選び方が変わります。

Q. 梅雨・夏はスタイリング剤を変えた方がいいですか?

必ずしも変える必要はないんですが、今使っているものが保湿力不足だったり逆に重すぎる場合は見直すタイミングとしてはいいと思います。

湿気が多い季節は、保湿しながら仕上がりが重くなりすぎないものが合いやすいです。

Q. 霧吹きで濡らしてから乾かし直すのが毎朝大変です。

全部乾かし直さなくても、気になる部分だけ濡らして整えるだけでも変わります。

全体をリセットするというより、崩れている部分にだけ水分を足す感覚でやってみてください。

Q. ジェルを使ったことがないんですが、べたつきませんか?

量が多すぎるとべたつきやすくなります。

少量を毛先から馴染ませていくだけで十分で、つけすぎなければ自然な仕上がりになります。

慣れないうちは少なめから試してみてください。

Q. 前髪だけ縮毛矯正をかけることはできますか?

できます。

全体にかけることに抵抗がある方や、気になるのが前髪だけという方には部分的にかけるという選択肢もあります。

気になる場合はお気軽にカウンセリングでご相談してください。

Q. オイルとクリームはどちらか一方でも大丈夫ですか?

一方だけでも使わないよりは効果があります。

ただ、保湿が足りないと感じる場合や湿気が特に強い日はオイルとクリームを重ねる方が安定しやすいです。

まずオイルだけで試してみて、物足りなければクリームを足すという順番で調整してみてください。

Q. 湿気対策のケアはいつからはじめると効果的ですか?

梅雨が本格的になる前、4〜5月頃から習慣にしておくのがおすすめです。

湿気が強くなってから慌てて対策するより、ある程度できる様になった状態で梅雨に入る方がストレスが少ないです。

Q. くせ毛でも前髪を作りたい場合はどうすればいいですか?

前髪をつくること自体は可能ですが、梅雨・夏は湿気や汗でうねりや貼りつきが出やすいので、毎朝の手間はかかりやすいです。

安定させたいなら縮毛矯正をかけておくのが現実的な選択肢になります。

Q. ヘアアレンジが苦手でも湿気対策になりますか?

複雑なアレンジでなくても大丈夫です。

ゴムで一つにまとめるだけでも、湿気で広がりやすい状態を回避できます。

崩れても成立する形にしておくという発想なので、難しく考えなくていいです。

Q. 市販のスタイリング剤でも湿気対策はできますか?

できます。

市販品でも保湿力があってある程度固定力のあるものを選べば対応できます。

ただ自分の髪質に合うものを選ぶのが難しい場合は、一度カウンセリングで聞いてもらえれば具体的なご提案をさせていただきます。

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安田 祐貴
【くせ毛や髪の毛に悩む女性を一人でも減らしたい】との思いから数多くのセミナーや研究会に参加。そこで得た知識や経験を活かし独自のヘアケア理論を確立し、数多くの髪に悩む女性のお悩みを解決。あまりの反響から『知り合いに紹介したくない』と言われたほど。様々な角度から『女性の美』に対してアプローチをかけ続けるくせ毛×美髪のスペシャリストである。