【50代60代のくせ毛はボブで若く見える?】捻転毛によるパサつきを抑えたショートボブ実例

50代のくせ毛でも、縮毛矯正をせずに艶のあるボブにできますか?
ご相談をいただくなかでも特に多い質問の1つです。
結論からお話しすると出来るですが、いくつポイントを抑える必要があるんですよね。
そこで今回ご紹介するのは、捻転毛のくせを活かしてショートボブにしたお客様です。
ご来店時は毛先がバラつきやすく、カラーも黄色く褪色していたことで、せっかくのくせが動きではなくパサつきとして見えやすくなっていました。
くせの動きと髪色の両方を整えると、どのように印象が変わるのか?
実際の仕上がりと一緒にご紹介します。

こんにちは!
大阪の梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。
僕についてもっと詳しく知りたい方はプロフィールをチェック ▼
50代のくせ毛ボブがパサついて見える2つの原因
捻転毛によるパサつき

「くせ毛だから老けて見える」というわけではありません。
今回のお客様は、髪がねじれるようにうねる捻転毛が混ざっています。
捻転毛は毛流れがそろいにくく、光が均一に反射しづらいため、実際のダメージ以上にパサついて見えることがあります。
大切なのは、くせを消そうとすることではなく、動く毛先と残す重さのバランスを整えることです。
以前よりうねりやパサつきが強くなったように感じる方には、年齢とともに変化した強いくせ毛を活かした実例も参考になると思います。
カラーが褪色して黄色く見えていた
もうひとつ気になったのが、カラーが抜けて黄色く見えていたことです。
黄色みが強くなると、髪が乾燥して見えやすく、毛先のまとまりも悪く見えてしまいます。
特にくせで髪表面に細かな動きが出る場合、色が明るく抜けている部分が目立ちやすくなります。
そのため今回は、カットだけではなくカラーも一緒に整えることにしました。
50代のくせ毛をボブで若く見せる3つのポイント

マイナス5歳髪を考えるとき、無理にトップを高くしたり、顔まわりを極端に短くしたりする必要はありません。
僕が50代のくせ毛ボブで意識しているのは、次の3つです。
1. パサついて見える毛先を残しすぎない
長さを残すほどまとまりやすいくせ毛もありますが、毛先に褪色や不ぞろいな部分が多く残っていると、全体が重たく見えてしまいます。
今回のような場合は、傷んで見える毛先を切りながら、くせが丸みに変わる長さを探します。
短くすること自体が目的ではなく、毛先が自然にまとまる場所でボブにすることが大切です。
2. 量を減らしすぎず、くせが重なる場所を調整する
毛量が多いと、たくさん梳いたほうが扱いやすくなるように思いますよね。
ただ捻転毛を軽くしすぎると短い毛が表面に出て、かえってパサつきや広がりが目立つことがあります。
表面の髪はある程度残しながら、内側の毛量と毛先の重なりを調整すると、くせの動きは残しつつ横への広がりを抑えやすくなります。
3. 黄色みを抑えて髪に落ち着きを出す
今回のカラーは、褪色して出ていた黄色みを抑え、落ち着いたブラウン系にしました。
暗く染めて隠すのではなく、肌になじむ明るさを残しながら色味を整えています。
毛流れがそろって見えやすくなるので、くせの立体感は残しつつ、髪全体に落ち着いた印象が出ます。
40代・50代のくせ毛で、ボブとショートボブのどちらを選べばいいのか、広がりを避けるには何に気をつければいいのかも知りたい方は、強いくせ毛・うねりでも扱いやすいショート・ボブの選び方も参考にしてください。
くせ毛カットとカラーでショートボブにした実例

カラーも黄色く褪色していたため、くせによるパサつきがより強く見えていました。
今回のご希望は、縮毛矯正でまっすぐにすることではなく、今のくせを活かしながら扱いやすくすることです。
そこで、施術はくせ毛カットとカラーを行いました。
カットは丸みのあるショートボブに
カットは、襟足をすっきりさせながら、後頭部に自然な丸みが残るショートボブにしています。
表面を短くしすぎるとパサつきやすいため、髪が重なって艶が見える長さは残しました。
そのうえで、内側にたまっていた毛量を調整し、くせが横に広がるのではなく、毛先の動きとして見えるように整えています。
顔まわりも切り込みすぎず、頬からあごにかけて自然につながる長さにしました。
カラーは黄色みを抑えたブラウン系に
カラーは、抜けていた黄色みを抑えてブラウン系に。
明るさを大きく変えなくても、色味が整うだけでパサついた印象はやわらぎます。
カットで毛先をそろえ、カラーで髪色を落ち着かせることで、くせの動きもきれいに見えやすくなりました。
もともとのうねりを使って丸みと動きを出しているので、自宅でもスタイリングしやすいのが特徴です。
くせの強さや広がり方が違うお客様の仕上がりも見比べたい方は、40代・50代の強いうねりを活かしたショート・ボブ実例もあわせてご覧ください。
自宅でのスタイリング方法
今回の仕上げに使ったのは、スタイリングパフとロレッタのウェーブジュレです。
まず髪をしっかり濡らし、根元を中心に乾かします。
毛先は完全に乾かし切る少し手前で止め、くせの動きを残しておきます。
そのあと、スタイリングパフを髪全体になじませて、パサつきを抑えながら毛束を作ります。
さらにロレッタのウェーブジュレを毛先にもみ込み、くせの動きを整えます。
表面をなでつけるだけではなく、下から持ち上げるようにもみ込むのがポイントです。
最後に前髪と顔まわりを整えれば完成です。
捻転毛は、乾いた髪に少量のスタイリング剤をつけるだけではパサつきが残りやすいため、朝に一度濡らしてくせを出し直すほうがきれいに仕上がります。
くせ毛を活かしたショートボブが向いている方

今回のようなスタイルは、次のような方に向いています。
– 縮毛矯正をせずに、自分のくせを活かしたい
– 長さよりも、毎日の扱いやすさを優先したい
– 毛先のパサつきやカラーの褪色が気になる
– 横に広がるボブではなく、後頭部に丸みがほしい
– 朝に髪を濡らしてスタイリングできる
一方で、毎朝スタイリング剤を使いたくない方や、濡らさず乾かすだけでまっすぐなボブにしたい方には、縮毛矯正を含めた別の方法が合う場合もあります。
「くせを活かす」と「くせを伸ばす」のどちらが正解ということではありません。
普段どこまで髪に時間をかけられるか、どんな質感が好きかによって選ぶことが大切です。
まとめ

50代のくせ毛を若く見せるために必要なのは、ただ短く切ることではありません。
今回のお客様は、捻転毛によるパサつきとカラーの褪色による黄色みが重なり、髪がまとまりにくく見えていました。
そこで、くせ毛カットで丸みのあるショートボブに整え、カラーは黄色みを抑えたブラウン系に。
もともとのくせを毛先の動きとして活かすことで、縮毛矯正をしなくてもすっきりとした印象になりました。
同じ50代のくせ毛でも、うねり方や毛量、これまでのカラー履歴によって合う長さは変わります。
くせを活かしたボブにしてみたいけれど、自分の髪でできるか分からない方は、今のお悩みと普段のスタイリング方法も含めてご相談ください。

















