くせ毛で切りっぱなしボブは広がる?重ために見せながら収める方法

「切りっぱなしボブにしたいけど、くせ毛だとやっぱり広がりますか?」
こういうご相談は結構多いです。
特に今まで美容室で
「くせ毛だから重ために残した方がいいですよ」
と言われてきた方ほど、切りっぱなしならまとまりそうなイメージを持っていることも多いんですよね。
ただ実際は少し逆で。
くせ毛を普通の切りっぱなしボブと同じように切ると、むしろ横に広がったり、毛先が三角形っぽく膨らんだりすることがあります。
だからといって、くせ毛では切りっぱなしにできないわけではないんですよ。

こんにちは!
大阪の梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。
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くせ毛を普通に切りっぱなしにすると広がりやすい
そもそも切りっぱなしは、表面に大きくレイヤーを入れず、毛先のラインを残して作る髪型で、直毛であればそれでも比較的ストンと落ちてくれます。
でも、くせ毛の場合は少し勝手が違って。
S字にうねったり、ねじれたり、それぞれの毛が違う方向へ動いたりしますよね。
その状態で髪の長さを同じ位置に揃えてしまうと、それぞれのくせによって生まれるボリュームまで同じ位置に集まりやすくなります。
すると、
・横にボワッと膨らむ
・毛先に厚みが集まる
・Aラインが強くなる
・頭が三角形っぽく見える
といったことが起こりやすくなります。
「重ためにしたら広がらない」と思われがちなんですが、くせ毛の場合は重さを残す場所も大切なんですね。
くせ毛は切りっぱなしボブにできない?
そんなことはありません。
実際、僕もくせ毛のお客様に切りっぱなしっぽいボブを作ることはあります。
ただし、表面から見えるラインは残しながら、内側は同じ長さにしないことがあります。
例えば僕がよく使う方法のひとつが、内側の髪をあえて少し短くする方法です。
表面には大きく段を入れず、切りっぱなしらしい重ためのラインを残す。
その一方で、内側まで全部同じ長さに揃えないようにします。
こうすると、くせによるボリュームが全部同じ位置に重なりにくくなるんですよね。
見た目としては重ため。
でも、中を見ると必要なところには空間がある。
この状態を作ってあげると、くせ毛でも切りっぱなしらしい雰囲気を残しながら、横への広がりを抑えやすくなります。
「軽くする」と「すきバサミで量を減らす」は少し違う
ここで注意したいのが、
「じゃあ、たくさんすけばいいんですね」
という話ではないことです。
くせ毛は量を減らせば減らすほど収まるわけではありません。
むしろ必要な髪まで取ってしまうと、短い毛が内側から押し上げて、余計に膨らむこともあります。
僕が切りっぱなしを作るときに考えているのは、単純に毛量を減らすというよりも、どこにボリュームを残して、どこの重なりをずらすかです。
切りっぱなしに見せるための厚みは残す。
でも、広がる原因になる重なりは減らす。
このバランスが結構大切です。
もうちょっと詳しく知りたい方は↓
くせ毛を梳くと広がる?軽くしすぎで失敗しやすい理由を美容師が解説
スタイリング剤まで含めて考えるとさらに扱いやすい
もうひとつ、くせ毛の切りっぱなしに必須なのがスタイリング剤です。
くせ毛の場合、乾かしただけだと一本一本の動きがバラバラになって、どうしてもボリュームが出やすくなります。
そこでクリームやジェル、バームなどを使って、髪の動きを少しまとめてあげます。
くせを真っすぐ伸ばすのではなく、元々あるS字やウェーブをきれいにまとめてあげるイメージですね。
そうすると広がって見えていたくせが束になり、切りっぱなしのラインとのバランスも取りやすくなります。
髪質によって使いやすいものは変わりますが、
柔らかく仕上げたいならクリーム。
動きをしっかり出したいならジェル。
まとまりやツヤ感が欲しいならバーム。
といったように、仕上がりに合わせて選ぶこともできます。
くせ毛さんにオススメのスタイリング剤は↓
くせ毛におすすめのスタイリング剤22選|広がり・パサつき・カール別に美容師が解説【2026年】
くせ毛の切りっぱなしは「全部同じ長さにしない」のもひとつの方法
くせ毛で切りっぱなしにすると広がる。
これは半分正解です。
何も考えずに全部同じ位置へ揃えてしまえば、くせのボリュームが重なって広がりやすくなります。
でも、表面の重さやラインは残しながら、内側でボリュームの位置をずらしてあげれば、くせ毛でも切りっぱなしっぽいボブやミディアムは作れます。
「くせ毛だから軽くする」
「広がるから重くする」
どちらか一方ではなく、その人のくせがどこで動いて、どこにボリュームが出ているのかを見ながら決めることが大切なんですよね。
今まで「くせ毛だから切りっぱなしは難しい」と言われて諦めていた方も、くせをなくさなくても、切り方とスタイリング次第で楽しめる髪型は意外とありますよ。



















