【広がるから無理と言われた】くせ毛でもショートにできる人・できない人

これまでショートにしたいって思うことありませんでしたか?
軽くしたいとか。
雰囲気を変えたいとか。
なんとなく今の長さに飽きてきたとか。
でもそのあとに、ちょっとブレーキがかかる人が多い気がします。
「くせ毛だと広がるよ」
「ショートはやめた方がいいかも」
過去にそう言われたことがあったり、実際に切って、横に膨らんでしまった経験があったり。
・トップは潰れるのに、横だけ広がる
・湿気の日は一瞬でシルエットが崩れる
・顔まわりが大きく見える気がして、結局また伸ばす
そんな流れ、正直よく聞きます。
変えたい気持ちはある。
でも、また同じ感じになるのは怖い。
ただ先に結論をお伝えすると、くせ毛だからショートにできないわけではありません。
実際には、
・広がりやすいショート
・広がりにくいショート
があるだけです。
同じくせ毛でも問題なくショートに出来る方もいれば、切り方によって広がりやすくなってしまう方もいます。
だから大切なのは「くせ毛だからショートは無理」と考えることではなく、自分の髪がなぜ広がるのかを知ること。
今日は、
・ショートにすると広がると言われる理由
・過去に失敗した人に共通する特徴
・くせ毛でも広がりにくいショートを作る考え方
についてお話ししていきます。
ショートにしたいけど不安、そんな方は参考にしてみてください。

こんにちは!
大阪の梅田で『くせ毛×美髪』の専門家として活動している安田祐貴(ヤスダ ユウキ)と申します。
僕についてもっと詳しく知りたい方はプロフィールをチェック ▼
ショートにすると横に広がると言われる理由
トップが潰れて横だけ膨らむと顔が大きく見える
ショートにすると広がる。
これ半分は本当で。
半分は、切り方次第だったりします。
くせ毛の場合、ボリュームの出方が均一じゃないんですよね。
トップは重みで潰れやすい。
横はうねりが動きやすい。
毛先は軽くすると一気に暴れる。
ここを読み違えると、
「上はぺたん、横だけふわっ」という形になりやすい。
結果、シルエットが三角っぽく見える。
横幅が強調される。
なんとなく顔が大きく見える気がする。
だからショート=広がる、って言われやすいんだと思います。
でも実際はくせ毛だから広がるというより、
広がり方を想定せずに切ってしまうと崩れやすい、が近くて。
美容師さんもくせ毛の切り方が分からなかったり、知らないパターンも多いので
普通の髪と同じように量を減らす。
軽くすればまとまるだろうと考える。
そうすると、横だけボリュームが出る設計になりやすいんですよね。
くせ毛のショートで大事なのは
「どこを減らすか」よりも「どこを残すか」。
この感覚が少しズレるだけで、広がるショートにもなるし、意外と収まるショートにもなるのでめちゃくちゃ重要なポイントです。
ショートにすると広がりやすいくせ毛の特徴
ここまで読んで
「じゃあ私はどうなんだろう?」
と思った方もいるかもしれません。
実際のところ、くせ毛だからショートが難しいというより、広がりやすい条件が重なっているかどうかの方が大きかったりします。
例えば、
・トップより横にボリュームが出やすい
・ハチまわりや耳上が膨らみやすい
・湿気の日に横幅が一気に出る
・過去にショートで三角っぽくなったことがある
・軽くされたあと、毛先がバラバラに動いて扱いにくくなった
こういった方は、切り方によって広がりやすくなることがあります。
ただしこれに当てはまるからショートができないという意味ではありません。
実際にご相談いただく方も、広がりやすい条件を持っているケースは多いです。
大切なのはくせが強いかどうかより、どこで膨らむのか。
そこを見極めたうえで、長さやシルエットを決めることです。
くせ毛ショートは重すぎても軽すぎても広がる
「広がるなら重たくした方がいいんじゃないですか?」
そう思う方も多いと思います。
実際、ロングヘアの場合は重さがあることで髪が落ち着きやすくなることがあります。
ただショートの場合は少し話が変わります。
ショートで重さを残しすぎると、毛先にボリュームが溜まりやすくなるんです。
すると横に広がって見えたり、シルエットが四角く見えたりすることがあります。
だからといって軽くしすぎればいいわけでもありません。
くせの動きがバラバラになってしまい、余計に広がって見えることもあります。
実際にご相談で多いのも、
「広がるから軽くしましょう」
と言われて量を減らされた結果、以前より扱いにくくなったケースです。
大切なのは重いか軽いかではありません。
どこに重さを残して、どこを減らすのか。
くせ毛ショートはそのバランスで仕上がりが大きく変わります。
この辺りのことはこちらの記事で詳しく解説しています↓
くせ毛は重め・軽めどっちがいいの?軽くしたら広がった理由も専門美容師が解説
くせ毛ショートで上手くいかなかった人の共通点

過去にショートでうまくいかなかった方の話を聞くと、共通していることがあります。
・軽くされた
・すかれた
・動きが出るようにレイヤーを入れられた
もちろんこれ自体が悪いわけではありません。
ただくせ毛の場合は髪質やくせの出方を考えずに行うと、かえって広がりやすくなることがあります。
実際にご相談いただく方の中にも、
「軽くしたら扱いやすくなると言われたのに逆に広がった」
という方は少なくありません。
だからこそ、くせ毛ショートは単純に軽くするのではなく、どこにボリュームが出るのかを見ながら調整することが大切なんですよね。
この辺りのことはこちらの記事で詳しく解説しています↓
くせ毛を梳くと広がる?軽くしすぎで失敗しやすい理由を美容師が解説
癖毛にレイヤーは失敗する?広がると言われる理由と失敗しやすい人の特徴
くせ毛でもショートが向いていない場合もある
ここまで読むと、「じゃあくせ毛でもショートにできるんだ」と思うかもしれません。
実際、その通りなことも多いです。
ただ全員が同じようにショートへ出来るわけではありません。
例えば、
・スタイリングを全くしたくない
・朝のセット時間を増やしたくない
・結べる長さを残したい
・湿気の強い日に絶対広がりたくない
こういった希望がある場合は、無理にショートへしない方が良いこともあります。
ショートは長さが短い分、くせの動きが出やすくなります。
そのため、ある程度は髪質と付き合いながら形を作っていく必要があります。
また縮毛矯正が強く残っている場合や、毛先の状態によっては一度で理想のショートにならないこともあります。
大切なのはショートにすることではありません。
今の髪質や生活に合った長さを選ぶことです。
僕自身も、ご相談内容によっては「今回はショートを見送った方が良いかもしれません」とお伝えすることがあります。
くせ毛でも広がらないショートはどう作るのか

くせ毛のショートで大切なのは、ただ短くすることではありません。
・どこが膨らみやすいのか
・どこを残すとシルエットが締まるのか
・そこを見ながら長さと量を調整すること
特に見るべきなのは横幅です。
耳上なのか
ハチまわりなのか
人によって広がりやすい場所は違います。
ここを見ずに全体を軽くしてしまうと、横だけボリュームが出やすくなります。
反対に膨らむ位置を見ながら必要な部分に重さを残すと、ショートでもシルエットは安定しやすくなります。
軽くしないわけではなくて、闇雲に減らさない。
くせ毛ショートは減らす量よりも減らす場所で仕上がりが変わります。
くせ毛ショートが広がりにくくなる3つのポイント

ここまで広がる理由についてお話ししてきました。
では実際に、どうすれば広がりにくいショートになるのでしょうか。
僕が普段カットをするときに意識しているポイントは主に3つです。
① 横幅が出る位置を見極める
くせ毛は人によって膨らむ場所が違います。
耳上なのか。
ハチまわりなのか。
まずはそこを見極めることが大切です。
② 減らす場所より残す場所を考える
広がるからといって全体を軽くするわけではありません。
どこに重さを残せばシルエットが締まるのか。
この考え方がショートでは特に重要になります。
③ スタイリングまで含めて考える
カットだけで全てを解決しようとすると限界があります。
髪質に合ったスタイリング剤を使うことで、ショートの扱いやすさは大きく変わります。
くせ毛ショートは髪を抑え込むのではなく、広がりにくい条件を作ってあげることが大切なんですよね。
広がると言われたくせ毛でも出来たショート実例
実際にご相談いただく方の中にも、「ショートは広がるから無理」と言われてきた方は少なくありません。
ここでは実際の事例をご紹介します。
実例① ショートにすると横に広がってしまう方
【来店前のお悩み】
・ショートにすると横に膨らむ
・毛量が多い
・湿気の日は特に広がる
・過去に軽くされすぎて扱いにくくなった経験がある
【今回行ったこと】
・ハチ上はほとんど削らない
・膨らみやすい部分の下に重さを残す
・表面だけを整えてシルエットを調整
【結果】
・乾かすだけでも形が崩れにくくなった
・朝のスタイリング時間が短縮
・アイロンに頼らなくても過ごしやすくなった

過去にショートで横に膨らんだ経験がある方。
「くせ毛は短くすると爆発する」と言われてきたタイプです。
実際に見させてもらうと、トップはそこまで強くない。
でもハチまわりが動きやすい。
毛先を軽くすると一気に横に出る状態。
以前は量を減らされすぎて、中間がスカスカになっていました。
今回はそこを削らない。
ハチ上はほぼ触らず、膨らみやすいラインの下に重さを残す。
表面だけを整えて、シルエットを締める。
乾かすだけで大枠は成立。
朝は霧吹きで整えて、少量のジェル。
「ショート=毎朝アイロン」だった方が、
アイロンなしで過ごせるようになりました。
実例② 美容師さんにショートを止められていた方
【来店前のお悩み】
・くせ毛だからショートは無理と言われていた
・横に広がるのが不安
・顔が大きく見えるのが気になる
【今回行ったこと】
・トップの長さを残す
・丸みの位置を高めに設定
・横幅が出にくいようにシルエットを調整
【結果】
・横に広がりにくい形になった
・くせ毛の立体感が活きた
・以前よりコンパクトな印象になった
美容師さんに「やめた方がいい」と止められていた方。
理由は「広がるから」。
でも実際は横に広がるというより、トップが潰れてバランスが悪く見えていただけでした。
ここは逆にトップの長さを少し残す。
横を締める。
丸みの位置を上に設定する。
すると横幅はむしろコンパクトに見える。
くせ毛特有の立体感が活きて、直毛では出しにくい丸みが出る。
「広がるから無理」だったはずのショートが、結果的に一番ラクだったというケースです。
バッサリくせ毛を活かすショートカット・スタイリングとカウンセリング実例動画
くせ毛ショートで失敗しないために美容師さんへ伝えてほしいこと
もしこれからショートにしようと思っているなら、カウンセリングの段階で伝えておいてほしいことがあります。
それは、「軽くしてほしい」ではなく、「横に広がるのが気になる」ということです。
実際、多くの方が「量が多いから減らしてほしい」と伝えます。
すると美容師さん側は
「軽くしたいんだな」
と受け取ることがあります。
もちろん間違いではありません。
ただくせ毛の場合は量を減らすことが必ずしも解決になるわけではないんですよね。
大切なのは、
・どこが膨らむのか
・どんな時に広がるのか
・過去にどんな失敗をしたのか
を共有することです。
例えば、
「耳上が膨らみます」
「湿気の日に横へ広がります」
「以前すかれすぎて扱いにくくなりました」
こういった情報があるだけでも、カットの考え方は変わります。
ショートで失敗したくない場合は、長さの希望だけでなく、過去の失敗談も一緒に伝えるのがおすすめです。
くせ毛ショートが広がる時の対処法

ここまで読んで、「でも今まさに広がって困っているんです」という方もいるかもしれません。
そんな場合、まず試していただきたいのが髪を少し濡らしてリセットすることです。
くせ毛は寝ぐせや乾燥の影響を受けやすいので、表面だけ整えようとしてもうまくいかないことがあります。
朝広がっている時は、一度水分を入れてからスタイリング剤をつける方がまとまりやすくなります。
また、
・オイルだけで終わらせる
・何もつけない
という状態だと、時間が経つにつれて広がりやすくなることもあります。
ショートの場合は少量のクリームやジェルを使って形をキープした方が扱いやすいケースも少なくありません。
もちろん髪質によって合うスタイリング剤は変わります。
ただ、「広がるから何もつけない」のではなく、「広がりにくくするために少し整える」という考え方は持っておいても良いと思います。
僕自身もお客様には、何もつけずに頑張るより、自分の髪に合ったスタイリング剤を少し使った方がラクになることが多いとお伝えしています
くせ毛ショートについてよくある質問
くせ毛ショートは毎朝アイロンが必要ですか?
必ずしも必要ではありません。
もちろん髪質によってはアイロンを使った方がまとまりやすい場合もあります。
ただ、カットの形やスタイリング方法によっては、霧吹きで整えてスタイリング剤をつけるだけで過ごせる方もいらっしゃいます。
湿気が多い日はやっぱり広がりますか?
湿気の影響は受けます。
ただ何もつけていない状態とスタイリング剤を使った状態ではかなり差が出ます。
実際に僕のお客様でも湿気で広がること自体はありますが、以前のように収拾がつかなくなる状態からは改善しているケースが多いです。
40代・50代でもショートは似合いますか?
もちろんです。
むしろトップのボリュームが出にくくなってきた方の場合、ショートの方が扱いやすいこともあります。
ただし、長さよりもシルエットの作り方の方が重要です。
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
【40代50代向け】くせ毛ショート・ボブで広がりやうねりで失敗・後悔しない方法
くせ毛ショートはどのくらいの頻度でカットした方がいいですか?
髪質やスタイルによって変わりますが、1.5〜2ヶ月くらいを目安にされる方が多いです。
形が崩れ始める前に整えることで、毎日の扱いやすさを維持しやすくなります。
くせ毛ショートで失敗しないためには
くせ毛ショートで大切なのは、くせを無理に抑え込もうとしないことです。
広がらないように削るのではなく、どこが広がりやすいのかを見て、必要な部分に支えを残す。
ショートができるかどうかは、くせ毛かどうかだけで決まるわけではありません。
今の髪質、過去の失敗、朝のスタイリングにかけられる時間。
そういった部分まで含めて考えることで、くせ毛でもショートという選択肢は現実的になります。
ショートにしたいけど不安がある方は、一度ご相談ください。
大阪でくせ毛を活かすカットを探している方へ。

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